子規庵|正岡子規ゆかりの地に行ってみた

はじめまして。

♯こちら台東企画研究所の大塚です。


突然ですが、邪な動機のもと「子規庵」に行ってきました。

(弊社オフィスより徒歩3分)







現在、私は制作ディレクターの仕事をさせてもらっています。

仕事がらキャッチコピーを考える機会も増えてきたのですが、


この仕事が本当に楽しい!!


コピーライティング講座なども受けてみたい……と考えております昨今です。

(今回はコピーライティングと俳句を掛け合わせた記事となっております)




知っている方は知っているかと思いますが、弊社の東京本部は台東区根岸にあり、

根岸は俳人・正岡子規が病床の晩年を迎えた地です。


「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は日本人であれば、誰もが聞いたことのある正岡子規の名句でしょう。

実はこの句、詠まれた当時はあまり評価されなかったそうです。


ところが1916年、法隆寺境内にこの句の句碑が立てられました。

その後、この句は日本全土に浸透したそうな。


法隆寺だけでなく、柿にも影響がありました。

2005年に、全国果樹研究連合会がこの句が詠まれた10月26日を「柿の日」に制定したそうです。

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は、名句中の名句でありながら、

法隆寺と柿のキャッチコピーとしても機能しているのかもしれませんね。




キャッチコピーと俳句の共通項は意外と多いそうです。

「文語の無駄を削りに削って、観念のみをダイレクトに伝える」という部分は、確かに繋がるところがあります。


ポピュラーな技法ではないですが、まず俳句を作り、俳句をキャッチコピーへ転化していくという技法も存在してまして、

季語が入るので季節感の演出ができ、かつ、五・七・五のリズム感に優れるキャッチコピーが出来上がるそうです。




めっちゃかっこええやん……お手軽にコピーライターぶったり、俳人ぶりたい……。


↓ 


うだ 子規庵、行こう。




ということで、


過去の偉人にあやかりたいという凄まじい下心のもと「子規庵」に行って参りました。
このように「インスタント子規庵観光」が楽しめるのも弊社の強みです。


オフィスから徒歩3分どころか、本気で走れば1分で行けそうな気がします。

(気がするだけです)




ひとたび子規庵へ足を踏み入れると、圧倒的侘び寂びオーラが充満しております。

あまりの侘び寂びオーラに、真顔になってしまいました。

あまりに真顔過ぎて受付をしていたおとうさんも戸惑い気味でした。




屋内は割と手狭な感じで、簡素かつ質素なおもむきです。

ここで正岡子規が俳句をしたためていたと考えると、なかなか胸の熱くなる思いです。

ちなみに本来の子規庵は戦時中の東京空襲で一度燃えてしまったそうで、現在の子規庵は忠実に再現された二代目なんだとか。




初代ではないのか・・・とガッカリすることなかれ、レプリカとは思えないほどのリアルガチ哀愁が漂ってます。

凄まじい哀愁です。

一人で気軽に行ってしまうと思わず真顔になってしまいます。




正岡子規は結核を患い、病床に伏せながら庭園を眺めつつ、俳句を作り続けました。

今際のときまで、子規がどんな心境で俳句を作り続けたのかは知る由もありませんが、

一生懸命働きながら、年月を重ねていけば、少しはわかることもあるのかなぁ……という気持ちです。







子規庵ではさまざまな催しも行われたそうです。

高浜虚子をはじめ、さまざまな俳人・歌人を集めた句会・歌会などを行うほか、

文学談義もよく行われたとのことです。

その中には文豪の夏目漱石、森鴎外、与謝野鉄幹らもいたのだとか。




文豪気分に浸れたところで俳句の紹介です。

当然ながら、子規庵では正岡子規の作った俳句を多く見ることができます。

「糸瓜咲て痰のつまりし佛かな」は、正岡子規の辞世の句として有名ですが、

少し悲しすぎるところもあるので、私が気に入ったものを一つご紹介。




月照す 上野の森見つつあれば 家ゆるがして 汽車行き帰る




メジャーではないけれど、台東区の雰囲気を現したいい句だなぁと思います。

もちろん、現代では汽車じゃなく電車ですけど、ほどよくノスタルジーの感じられて、ちょうど良い寂しさが素敵ですね。


※ちなみにイメージ写真は上野ではなく入谷で撮影したものです(手抜きでスミマセン)


私は新潟から東京に出てきた身ですが、東京にきてよかったとしみじみ感じる体験でした。


制作全般の業務の力を付けていくと共に、バシバシとキャッチコピー力を上げていけるように精進していきます。




子規庵はお時間があれば是非訪れて欲しい、台東区の名所の一つです。

よければ、同時に近所の第一印刷所東京本部にも遊びにきてくださいネ。


#こちら台東企画研究所の大塚でした。




次回は子規庵の向かいの「書道博物館(弊社オフィスより徒歩3分)」をリポートします!

子規庵に負けず劣らずの哀愁をお届けします!!

乞うご期待!!!

(現在哀愁あふるる記事を作成中)