新感覚 グラフィック折り紙で童心に返ろう

こんにちは。#こちら台東企画研究所のYSDです。

先日、YSDが東急ハンズで両面テープを探し回っていた時、偶然文房具コーナーで発見した

「COCHAEのグラフィック折り紙 妖怪おりがみ」

この「折り紙ブック」は、ページを切り離してそのまま折り紙として使用できるという遊び心あふれる仕掛けの絵本とのこと。

「私も折り紙で河童や小豆洗いを作りたい!」そんな欲求に襲われ、さっそく二冊購入し、遊んでみることにしました。(両面テープも買えました。)

購入したのはこちらの二冊。

まずは最も気になる「妖怪おりがみ」

一番最初の見開きからしてなんともいえない雰囲気を醸し出す一冊です。

近年の可愛らしいデフォルメ妖怪ブームに逆らうかのようなリアルめ本格志向が大人心にグッときますね。

そして二冊目は、こちらも和の情緒あふれる「めでた尽くし」

ご利益がありそうなラインナップです。日本の伝統文化の雰囲気が感じられます。


グラフィック折り紙とは?


「えー…折り紙?不器用だし、グラフィック折り紙ってなんだか難しそうかも…?

そもそも最後に折り紙で遊んだのなんて○×年前だし…」という方もいるかと思います。

筆者のYSDも不器用なので、まさにその中の一人です。

しかし、そんな方でも大丈夫。

このグラフィック折り紙なら、誰でも楽しみながらハイクオリティな作品を作ることができるのです。


気になる中身はこんな感じ。

各ページは折り紙本体と、そのモチーフに関する豆知識か載っています。

折り紙部分はミシン目で簡単に切り離せました。

折り紙の両面にグラフィックが印刷されているので、パラパラと見ているだけでもとても綺麗でワクワクします。

それぞれの作品に丁寧な図解つきの折り方説明があるため、とても分かりやすく、英訳も付いているので日本語の分からない外国の方へのお土産にもよさそうです。

日本の妖怪を全く知らない外国の方が、図解を見つつ頑張って作り上げた妖怪を見て「……WHAT IS THIS?」「I DON’T KNOW…JAPANESE MONSTER IS AMAZING…」となる様を想像するととても愉快ですね。


初体験・グラフィック折り紙に挑戦!


グラフィック折り紙のしくみが分かったところで、さっそく折ってみることに……

できました!「妖怪おりがみ」より、みんな大好き小豆洗いです!

達成感!とにかく出来上がっていく過程がとても楽しいです。


他の作品も折ってみると…

「めでた尽くし」より七福神の福禄寿です!

小豆洗いの後だからか、神様感が薄れ若干のぬらりひょん感が否めません。人選ミスですね。

こちらは先ほどの小豆洗いの半分くらいの時間でできました。


すっかり童心に返り、他の作品もどんどん折っていた矢先、川の妖怪「河童」を折り終えた時点である異変に気づきました。


お手本の河童(完成図)↓

できあがった河童↓

なんか腕の角度おかしくない?

絶対どこかで間違えました。しかしこれはこれで可愛いし完成図とよく見比べなければ多分バレないのでので良しとしました。


一見難しそうなグラフィック折り紙ですが、折り紙の両面に印刷された模様と完成図を見比べつつ、「この部分がこのパーツになるのか!」と出来上がりを想像しながら楽しく折ることができ、時間を忘れて没頭してしまいました。

今回作った作品を一覧にしてみました。

映えますね。とてもフォトジェニックです。


今回はじめて「グラフィック折り紙」を体験してみましたが、懐かしさも感じつつ、全く新しい折り紙体験ができ、まさに大人も楽しめる遊びといった感じでした。

今回紹介した2冊の他にも、たくさんの折り紙ブックシリーズが発売されています。

みなさんも是非、グラフィック折り紙で童心に帰ってみてはいかがでしょうか。


「折り紙ブック」制作秘話


こちらの折り紙ブックを制作したのは、2人組デザインユニット「COCHAE」

COCHAE様は、「日本、広くはアジアから取り残されてしまった伝統文化を生かしつつ、驚きと喜びのあるものづくり」として、

伝統文化という「既知」を「未知」に、伝統文化という「未知」を「既知」に。忘れられた伝統文化との共存共栄を理想とし、他にも様々な折り紙作品やデザイン等の創作活動を行っています。


今回紹介した「妖怪おりがみ」については、なんと企画の段階では、妖怪の折り紙がこんなに人気になるとは思っていなかったそうです。

しかし、作り進めていくうちに妖怪と折り紙の相性がかなり良いことに気づき、結果的にこのようなとっても愛嬌のある妖怪たちが生まれたといいます。

折り紙といえば子供とおばあちゃんの遊びというイメージがあり、若者ウケからは遠いように感じられますが、

この「妖怪おりがみ」は、「妖怪」というモチーフのおかげで、折り紙離れした若い世代にも人気が高いようです。

本×折り紙×グラフィックという新しいコンテンツは、「アイディア次第で、印刷物にはもっとクリエイティブに展開していく余地がある」という可能性の広がりを感じさせてくれますね。

この折り紙ブックのように、印刷物の1ページに「折り紙」という遊び心を忍ばせるのも、懐かしくも新しいおもてなしのアイディアかもしれません。


さて、私たち第一印刷所でも、オリジナル商品の制作のお手伝いをさせていただいています。

「例えばどんな商品があるの?」と気になった方は、こちらをチェックしてみてください。

新鮮で魅力的なアイディアをお求めの方、

印刷と遊び心の融合にご興味のある方は、是非一度ご相談ください。


記事協力:COCHAE