伝わるデザインの作り方|UCDとは何か?

こんにちは。MAC歴20年、#こちら台東企画研究所のMAC主任です。

今回は、わかりにくい書面をわかりやすく改善提案する方法についてレクチャーします。具体的なデザイン例を基に細かく分析してリデザインしますよ。

ある日、クライアントから「このお知らせ『わかりにくい』って言われてるからわかりやすく改善したいんだけど〜」と依頼されました。

こちらがその「わかりにくい」お知らせです(※これはダミーです)。

チョーわかりにくいです。そして見づらい。

わかりやすい書面作りのためには、まず  ”UD”(ユニバーサルデザイン)を心がけることが重要です。


1.UDってなーに?

UDとは、年齢や性別、障がいの有無に関係なく、だれにとっても見やすいもの、といった意味です。健診のお知らせは対象が区民全体のため、このUDを意識する必要があります。元のお知らせは文字も小さく色も見づらい、強調したい内容や項目整理もされていないため『わかりにくい』と思われていました。ではそれらを修正してみましょう。

「見やすくなってよかった!」

…いや、まだです。これではただ見えるだけで、お知らせを受け取った側が何をすれば良いのかよくわかりません。

さらにランクアップして  ”UCD”(ユニバーサルコミュニケーションデザイン)も心がけましょう。



2.UCDってなーに?

 UCD…、UDから文字が一つ増えました。決して「うん、超ダイレクトにわかる」のD●I語ではありません。増えたのはC=「コミュニケーション」=伝わること、です。

つまり、

誰にとっても見やすく、伝えたいとする内容が伝わるデザイン。

それがUCDです。

さて、それではどうすればUCD化できるのでしょうか?



3.どうしたらUCD化できる?

UCD化のポイントは大きく4つです。


1)文字は大きく、行間は広く

2)スペースを詰め込みすぎない

3)文字数は出来るだけ少なく、内容を整理する

4)記入欄には例など、受け手に行動を促す内容をわかりやすく提示


…などなどこれらに配慮して改善した『区からのお知らせ』がこちら!

わかりやすい!

なおかつ、『これUCD化できているから!』と外部に向けて発信したい場合は、「UCDA認証」を取ることで発信することも出来ます。(弊社も取りました)

最後にUCDが出来ないことによるデメリットとUCD化によるメリットをまとめました。


■UCDが出来ていないことによるデメリット

【受け手】

・ 読みづらい

・ 意味がわかりにくく、何をすれば良いかわからない

【送り手】

・ 資料への問合せ等の労力が増える

・ 費用を使ってまで作成した通知が意味をなさない


■UCD化するメリット

【受け手】

・ 見やすく、すぐに理解できる

【送り手】

・ 資料への問合せ等の労力削減

・ 費用対効果アップ


UCDを満たせば、受け手と送り手がwin-winになって、皆ハッピーです!

老若男女分け隔てなく伝えたい通知にはもちろん、『見やすく、わかりやすく、伝わりやすい』とは全ての通知にも共通するのではないでしょうか?


以上、♯こちら台東企画研究所からMAC主任でした。